データ駆動型サイエンス創造センターコンソーシアム

私たちについて

MEANING

 科学技術は、現在、歴史的な変革点にあり、これまでの研究者の知識に基づき実験をして検証を行う仮説駆動型から、大規模なデータ(ビッグデータ)と人工知能技術(AI)に基づくデータ駆動型サイエンスへ、パラダイムが大きく転換しています。データ駆動型サイエンスは、(1)深層学習や推論等のAI・インフォマティクスの研究、(2)物性データを利用して新材料の探索やデバイスの機能設計を行うマテリアルズ・インフォマティクス、(3)化学においてプロセスまで含めて新規化合物を探索するケモインフォマティクス、(4)生命科学において、生物の持つ情報を分析して生命現象の解明と応用を行うバイオインフォマティクス等、先端科学技術を融合・深化させるとともに、これまでにない研究分野の開拓を牽引しています。
 このようなデータ駆動型サイエンスの研究の高まりが産業界へ与える影響は極めて大きく、情報産業だけでなく、材料、デバイス、化学、バイオ、さらには社会インフラにいたるまで、すべての産業においてデジタルトランスフォーメーションが急速に進展しています。データ駆動型サイエンスによって産業の構造が世界規模で大きく変化していく中で、我が国の産業の国際競争力を維持し、さらに強化・発展させていくためには、産業界と学術界が一体となってデータ駆動型サイエンスを強力に推進するとともに、産業界におけるデータ駆動型サイエンス応用人材を、質と数の両面において戦略的に育成していくことが極めて重要かつ喫緊の課題となっています。
 我々は、ここに、NAIST・DSCが推進しているデータ駆動型サイエンスを基本に、データ駆動型サイエンスコンソーシアムを発足させ、我が国の産業の基盤構築に関する産学連携活動を実施することにより、データ駆動型サイエンスの産業利用を加速し、材料、デバイス、化学、バイオ産業および情報産業の振興に資することを目指します。本会は、本会の趣旨に賛同する企業を会員として、NAIST・DSCが保有するデータ駆動型サイエンスに基づく包括的コンサルティング、会員に対する教育・研修を行うことによる産業界におけるデータ駆動型サイエンス応用人材の育成、会員のコミュニティ形成とその維持および、その他の目的を達成するために必要な活動を推進します。

GREETING

データ駆動型サイエンスはもはや産業の国際競争における戦略的位置づけにあると言っても過言ではありません。NAISTの持ち味であるデータサイエンス、マテリアルズサイエンス、バイオサイエンスの密接な連携をベースに、データ駆動型サイエンスを扇の要とすることで、産業の国際競争力を担う人材育成と技術を培うことが、今回設置を目指しているデータ駆動型サイエンスコンソーシアムの目指すところです。このコンソーシアムが我が国のデータ駆動型サイエンスをもとにした将来像を語り合う情報発信基地に発展していくよう、皆様と切磋琢磨していく所存です。

会 長

NAIST・DSCセンター長・教授 船津 公人

2017年にデータ駆動型サイエンス創造センターを設置してから、データサイエンスに対する期待はますます大きくなってきています。今回、産業界の人材育成とデータサイエンスの産業利用の加速を目的に、メンバー企業のニーズに合わせたテーラーメードの教育、研修やコンサルティングを特徴とした新しいタイプのコンソーシアムをスタートすることといたしました。

副会長

NAIST・DSC副センター長・教授 中村 哲

STRUCTURE

データサイエンス部門

データ駆動型サイエンスの基盤的研究や人工知能(深層学習、推論モデル)を中心にデータ駆動型サイエンスの基礎となる理論を開拓します。

  • 教授
    中村 哲(兼:知能コミュニケーション研究室)
  • 教授
    池田和司(数理情報学研究室)
  • 教授
    佐藤嘉伸(生体医用画像研究室)
  • 教授
    荒牧英治(ソーシャル・コンピューティング研究室)
  • 教授
    渡辺太郎(自然言語処理学研究室)
  • 教授
    松原崇充(ロボットラーニング研究室)
  • 准教授
    小野直亮(兼:計算システムズ生物学研究室)
  • 准教授
    須藤克仁(知能コミュニケーション研究室)
  • 准教授
    若宮翔子(ソーシャル・コンピューティング研究室)
  • 准教授
    進藤裕之(兼:自然言語処理学研究室)
  • 准教授
    上垣外英剛(自然言語処理学研究室)
  • 助教
    田中宏季(知能コミュニケーション研究室)
  • 助教
    福嶋誠 (数理情報学研究室)
  • 助教
    品川政太朗(知能コミュニケーション研究室)
  • 助教
    大内啓樹(自然言語処理学研究室)

マテリアルズ・インフォマティクス部門

データ駆動型の手法を物質創成科学に適用し、プロセスまで含めた新材料の探索や新規機能開発を行います。

  • 教授
    船津公人(DSCセンター長)
  • 教授
    浦岡行治(情報機能素子科学研究室)
  • 教授
    網代広治(ナノ高分子材料研究室)
  • 教授
    松下智裕(凝縮系物性物理学研究室)
  • 教授
    藤井幹也(マテリアルズ・インフォマティクス研究室)
  • 准教授
    宮尾知幸(兼:データ駆動型化学研究室)
  • 准教授
    上沼睦典(情報機能素子科学研究室)
  • 助教
    Swarit Jasial(兼:データ駆動型化学研究室)
  • 助教
    Bermundo Juan Paolo Soria(情報機能素子科学研究室)
  • 助教
    武田さくら(凝縮系物性物理学研究室)
  • 助教
    來福 至(情報機能素子科学研究室)
  • 助教
    Jallorina Michael Paul Aquisay(Lab. for Supraphotoactive Systems)
  • 助教
    原嶋庸介(マテリアルズ・インフォマティクス研究室)

バイオインフォマティクス部門

分子生物学の発達で急増してきた生物学データの解析にデータサイエンスの手法を適用し、生命現象の統計的な解明とその応用を目指します。

  • 教授
    末次志郎(分子医学細胞生物学研究室)
  • 教授
    作村諭一 (兼:データ駆動型生物学研究室)
  • 助教
    小鍛治俊也(兼:データ駆動型生物学研究室)
  • 助教
    山田達也(兼:データ駆動型生物学研究室)

国際教育研究連携部門

  • 教授
    船津公人(DSCセンター長)

社会実装部門

産官学連携により、データ駆動型サイエンスの研究成果の社会的な実装と活用への積極的な取り組みを行います。

  • 教授
    野島秀雄(社会実装、産学連携)
  • 研究技術員
    福本路以子(社会実装、産学連携)

※下線はデータ駆動型サイエンス創造センター本務教員
※2022年4月1日時点

ACTIVITY

1. コンソーシアムの基本的な活動

(1)NAIST・DSCが保有するデータ駆動型サイエンスを基本に、会員に対して個別に包括的コンサルティングを行う。
データの解析方法等、データ駆動型サイエンスに関連する会員の具体的課題について技術相談を実施(各会員につき3~5回程度/年)

(2)会員に対してデータ駆動型サイエンスの教育・研修を行い、産業界におけるデータ駆動型サイエンス応用人材の育成を図る。
会員に対するデータ駆動型サイエンスの教育・研修を実施(1回/年)
NAIST・DSCが主催するセミナー・イベントへの優待(会員あたり2名程度)
DSCサマーセミナー

(3)データ駆動型サイエンスの最新情報の配信や会員相互の連携を図ることで、コミュニティの形成とその維持を行う。
NAIST・DSCが開催する研究発表会をオンラインで配信。
*NAIST・DSCは、データ駆動型サイエンスの最新情報を発表するトーク会(50分,1回/月)を行っている。
DSCトーク

(4)その他、本会の目的を達成するために必要な活動を行う。

2.会員からの人員の派遣

会員は、上記の活動に加え、NAIST・DSCへ人員を派遣して学術指導を受けることができる。

MEMBER

【会員について】

コンソーシアムの会員は、材料、デバイス、化学、バイオおよび情報関連の企業等から構成する。

【会費】

  1. コンソーシアムの基本的な活動に対する会費は、消費税を除き、一企業あたり年会費200万円とする。
  2. 基本的な活動に追加して、会員がさらなるコンサルティングや教育・研修を希望する場合の会費については、会員とコンソーシアム事務局との協議により決定する。
  3. NAIST・DSCへ人員を派遣する場合の学術指導料は、会員とコンソーシアム事務局との協議により、内容に応じて決定する。

CONTACT

               

【コンソーシアムに関する問合せ/参画の申込】

コンソーシアムの設立の趣意に賛同され、参画を検討いただける場合は、本会事務局までメールにてご連絡をお願い申し上げます。

データ駆動型サイエンスコンソーシアム事務局
野島秀雄(NAIST・DSC社会実装部門長・教授)/福本路以子(NAIST・DSC社会実装部門・研究技術員)
E-mail:ds-consortium(at)dsc.naist.jp